
不動産を買取してもらった方がいいのはどんなシチュエーション?
東京に住む普通のサラリーマンですが、祖父が軽井沢の生まれということで、私には亡き父から相続した不動産が軽井沢にあります。軽井沢といっても立派な別荘ではなく、あまり人が住んでいない地域で、建物も古いのでそれほど高く売れないことは承知していました。
この度、東京で中古マンションを購入することになり、その足しにできればと思い、軽井沢の不動産を売却することにしました。
しかし、売却を依頼した不動産から、なかなか買い手が見つかりにくい物件だと言われてしまい、現金化したいなら不動産買取という方法もあると教えてもらいました。
不動産を買取してもらった方がいいのはどんなシチュエーションなのでしょうか?買取してもらう場合の流れについても教えて欲しいです。
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需要が低い物件は不動産買取が適しています
できるだけ早く売りたい場合も、買取が向いています。不動産買取は不動産会社が直接買取してくれるので、短期間で現金化できます。
今回は当てはまらないと思いますが、周りに知られず不動産を売りたい場合も買取が適しています。不動産買取では販売活動が行われないので、周りに一切にバレずに売却可能です。
不動産を買取してもらうには、まず買取を依頼する不動産会社を決める必要があります。少しでも高く物件を買取して欲しいなら、物件の情報をできるだけ集めて、複数の不動産に査定してもらうことをおすすめします。
査定を依頼すれば、各社から買取金額が提示されます。買取の場合は、提示された金額で実際に買い取ってもらえるため、1円でも多い査定金額を提示した不動産会社に買取してもらいましょう。
ただし、家の中に荷物が残っている場合は、そのまま買取してくれるのか、その分は売主が処分しなければいけないのかなどの問題が起きる場合もあるので、実際に買取してもらって手元に残る金額を確認することも大事なポイントです。
提示された買取金額と条件に納得すれば売買契約を締結し、売買代金の一部である手付金を不動産会社から受け取ります。
残代金決済・引渡し日当日は、売買代金から手付金を引いた残代金を受け取ります。加えて、登記の抹消、固定資産税等の各種精算、鍵や関係書類の引渡しを行い、不動産買取の取引は終了となります。





