ペットを飼っていた別荘の査定額は下がるって本当ですか?
家でもできる仕事をしているので、気分転換に東京を長期間離れて軽井沢で過ごすことも多々ありました。しかし、最近は東京を長く離れることができなくなって、軽井沢の別荘もしばらく使用していません。
使わなくても維持費がかかるし、今後も前のように頻繁に軽井沢に行くことができないと判断して、別荘を売却することを決めました。
前に軽井沢の別荘を売却した経験がある友人に不動産会社を紹介してもらうために連絡すると、ペットを飼っていた別荘の査定額は下がると聞いたのですが、それは本当なのでしょうか?
本当ならその原因を教えてください。もし査定額をできるだけ下げないようにする対策や方法などがあれば、それも併せてご回答ください。
ペットを飼っていただけで査定額が下がることはありません
別荘査定において重要とされるのは、物件の状態です。したがって、物件に特に問題がなければ、ペットを飼っていても査定額が下がることはありません。別荘の場合は一時的にペットが滞在することも多いため、査定額に影響しないケースも多いです。
ペットが原因で別荘の査定額が下がるのは、室内にペットの臭いが染みついているようなケースです。ペットと常に過ごしている方は気づきにくいですが、ペットを飼ったことのない方は違和感として臭いが気になりやすく、査定額を下げる大きな要因になります。
ペットの爪などが原因で室内に傷がある場合は、それも査定額ダウンの原因になります。ペットを室内で放し飼いにしていると、どうしても壁や床などに傷がつきやすいです。
ペットを飼っていると、ノミやダニが室内で発生している可能性も高く、それも査定額を下げる要因になります。
ペットを飼っている家は排水管が詰まりやすくなってしまうというリスクもあり、その場合も査定額を下げてしまうことがあります。
ペットを飼っていた別荘を売却する前には、室内の消臭を念入りに行うことをおすすめします。この場合は専門業者に依頼した方が、確実に臭いをなくせます。
必要に応じてリフォームや修繕工事、ノミやダニの駆除も行いましょう。水回りに関しても、専門業者にチェックしてもらうことを推奨します。